映画「セッション」で学べるデートのお誘いにぴった りな英会話フレーズ

★もくじ

こんにちは。 Keiko です。

 気になるあの子をデートに誘いたい!

これは男性、女性に関わらずユニヴァーサルな感情ですよね。もちろん海外でもそれは同 じ。

デートを切り出すタイミングはドキドキして日本語でもなかなか大変ですが、英語となる と更にハードルが上がりそうですね。

でも大丈夫!

今回の「映画で学ぶ英会話」は、アカデミー賞で 3 部門を見事受賞した名画「セッション」 を通じてデートの現場にぴったりなオススメの英会話フレーズをご紹介します。

(出典:20 世紀 FOX )

映画「セッション」ストーリー

世界中で活躍する偉大なドラマーになることを夢見て名門校シェエイファー音楽学院に奨 学生として入学したアンドリュー・ニーマン。そんなアンドリューを待ち受けていたのは 天才的なミュージシャンを生み出そうとするあまり、その教え方が狂気じみている鬼軍曹 のような名指揮者フレッチャー。

フレッチャーは、芸術家として一流の面を持ちながらも、もう一方で人間としては最悪な パーソナリティーを持っていた。そしてアンドリューもフレッチャーとの出会いから得体 のしれない狂気に次第に憑りつかれていく。

芸術の生み出す「完璧」を追い求めるフレッチャーとアンドリュー。果たして、2人が迎 える結末はいかに。

映画公式サイト

http://session.gaga.ne.jp/

 

デートのお誘いに使える英会話フレーズ

フレーズ①  go out with

Go out は「出かける」という意味で使いますが、これに前置詞 with が付くと「つき合う」 「デートする」といった訳になります。 さっそく映画「セッション」でのシーンで確か めてみましょう。

シャイな感じでデートを申し込むアンドリュー (シーン@0:10-0:20)

★アンドリュー:Look, I don’t really know how…I see you in here a lot, and I think that you’re really pretty and…Would you wanna go out with me …ever?

実は、どう言ったらいいかなぁ・・・君の事よく見かけるんだけど、君って凄く可愛い なというか・・・よかったら僕とデートしない?

《解説》

英会話としては砕けた表現ですが、正式に堅く言うと

Would you want to go out with me ever?
よかったらいつか出かけませんか。

となります。

表現はシンプルで使いやすく、言いたい事もストレートでわかりやすいフレーズです。 映画のシーンでは男性から女性に対して誘っていますが、もちろん逆の立場でも使えます。

例文:

Kevin is so cool. I want to go out with him.
ケビンってカッコいいわ。 彼とデートしたい。

 

フレーズ② take___out

日本ではレストランなどでお持ち帰りの際によく使われるテイクアウトですが、英会話フレーズとしてはデートのお誘い文句として go out with と同じ意味で使う事ができます。
では、改めて映画「セッション」のシーンを見てみましょう。

そっけないフリをしているものの、案外デートの誘いに前向きなニコル(シーン@0:50-0:55)

★ニコル: Nice to meet you too. So you wanna take me out.
こちらこそ初めまして。 それで私とデートしたいのね。

アンドリュー: I would love to take you out.
是非お願いしたいね。

《解説》

ここでの take 代名詞 out は何々を連れだすという意味なので、ニコルを連れだしたい(デ ートしたい)というアンドリューの気持ちを表しています。

加えて、誘いたい気持ちをより強調しているのが

~would love to~

という慣用句。

このフレーズと take you out が組み合わさることで強い願望を表わします。

例文:
I would love to hear you playing guitar.
是非ギターを弾いて聴かせて。

それでは、デートの申込みから OK をもらうまでの英会話を書き取りましたので、訳文、 字幕、両方なしの順番で書き取り文を見ながらくり返しリスニングをしてみてください。

この後、2人は互いに好きな食べ物(ピザ)で意気投合してデートの約束をします。

このシーンでは、マイルズ・テラー扮するアンドリュー・ニーマンとメリッサ・ブノア扮 するニコルの一発撮りで決めたようなリアリティーある演技が素晴らしいです。

付きあいはじめる前のピュアで甘いムードが互いのセリフの中でも実によく出ています。

付きあい始めって良いですよね・・・

アンドリュー: Hey. How are you?
ヘイッ、元気?

ニコル: Good. How are you?
元気よ。あなたはどう?

アンドリュー: Good, thanks.
元気さ。ありがとう。

ニコル: Good. Uh, the usual? You want, like…?
それは良かった。ええと、いつもの(ポップコーン)?あなたの好きな・・・

アンドリュー: No.
いや、違うんだ。

アンドリュー: Look, I don’t really know how…I see you in here a lot, and I think that you’re really pretty and…Would you wanna go out with me …ever?
実は、どう言ったらいいかなぁ・・・君の事よく見かけるんだけど、君って凄く可愛いな、というか・・・
よかったら僕とデートしない?

ニコル: Please go away.
お願いだから消えてよ。

アンドリュー: Oh, God.
えぇ~。(ショックを隠せないアンドリュー)

ニコル: Get out.
どこか行ってよ!

アンドリュー: I’m so sorry. I’m so sorry.
(変なこと言って)ごめんよ。ほんとゴメン。

ニコル:  I’m just messing with you. I’m messing with you. Ha, ha.
ちょっとカラかってみただけよ(笑)

アンドリュー: What? Oh, my God.
ええ~、なんだよ。

ニコル: Ha-ha-ha. I’m sorry.
ハハハ、ごめんなさい。

アンドリュー: That’s actually pretty mean.
それって結構きついセリフだよ。

ニコル: That should’ve… I’m sorry. I didn’t mean to hurt your feelings. What’s your name?
ホントね・・・ごめんなさい。 傷つけるつもりじゃなかったの。 あなた名前はなんて いうの?

アンドリュー: It’s okay. No big deal. Oh, I’m Andrew.
いいさ、気にしてないよ。ええっと、僕はアンドリュー。

ニコル: Andrew.
アンドリューね。

アンドリュー: Yeah.
そう。

ニコル: I’m Nicole.
わたしはニコルよ。

アンドリュー:
Nice to meet you, Nicole.
初めまして、ニコル。

ニコル: Nice to meet you too. So you wanna take me out.
こちらこそ初めまして。 それで私とデートしたいの。

アンドリュー: I would love to take you out.
是非お願いしたいね。

ニコル: Where do you wanna go?
どこに行きたいの?

アンドリュー: Pizza.
ピザはどう。

ニコル: Pizza.
ピザ?

アンドリュー: Yeah.
どう?

ニコル:
I like pizza.
いいわね。

アンドリュー: Yeah, I know this great pizza place.
ほんと?! 凄くピザの美味しい店を知ってるんだ。

ニコル: Cool. Okay, well…Uh…I get off at 7 on Monday.
いいわね。 オーケー、そうね・・・ええっと・・・(ここの仕事)月曜日は 7 時に上が れるの。

アンドリュー: Oh, really?
へぇ、ほんと?

ニコル:
You wanna meet here?
ここで待ち合わせる?

アンドリュー: Okay. Yeah. I will.
オーケー。いいね。そうしよう。

ニコル: Great.
決まりね。

アンドリュー:Okay. Seven o’clock?
了解。7 時だね?

ニコル: Mm-hm. Here.
ええ。ここで落ちあいましょう。

アンドリュー: At 7 p.m.
7 時だね。

ニコル: Monday. Andrew
月曜日ね。(じゃあね) アンドリュー。

アンドリュー: Okay. Bye.
了解。それじゃあね。

ニコル: Bye.
バイ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。実は映画「セッション」はとてもインテンス(緊張感で一杯) な映画でジャズを題材にした音楽映画ではありますが、その中身は格闘技を題材にしたスポーツ根性(スポ根)映画といっても良いかもしれません。

主人公のアンドリューにはデートのお誘い以外のシーンでは過酷な試練が次々に立ちはだ かってきて最後まで緊張の連続です。

とはいえ、映画でみる「デートのお誘い」シーンはとてもリアリティーがあり、実際にデ ートを申し込みたいときに使える英会話フレーズが学べます。

是非、デートのお誘いシーンをくり返し観て、go out with や take out を使ったデートの お誘いにぴったりな英会話フレーズを覚えてください。

 

Keiko

 JourneysオーナーのKeikoです。
みなさんの英語学習に役に立てるような記事を頑張って書いてます!
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